違いは「本人が決められるかどうか」
生前整理は、持ち主本人が元気なうちに、自分の持ち物を「のこす」「ゆずる」「てばなす」に分けていく作業です。何を残すかを本人が決められるので、作業は少しずつ、部分的に進められます。遺品整理は、亡くなった後に遺族が故人の持ち物を整理する作業で、本人の意思を確かめられないぶん、仕分けの判断と量の両方が遺族にかかります。
当サイトは生前整理を公式サイトで掲げる業者だけを集めています。遺品整理の業者は姉妹サイト「遺品整理業者くらべ」で、同じ書式の記録を公開しています。
業者に任せられること・自分で決めること
- 自分で決めること
- 何を残すか・誰に譲るか・何を手放すか。貴重品・書類・写真・思い出の品の扱い。業者は仕分けを手伝えますが、判断は本人(と家族)が行います。
- 業者に任せられること
- 仕分けの立ち会いと手伝い、重い物の運び出し、不用品の回収・処分(一般廃棄物の許可が関わる)、使える品の買取(古物商の許可が関わる)、供養、清掃。
- 部分的な依頼
- 「押入れだけ」「1 部屋だけ」「半日だけ」のように単位を小さくして頼めます。掲載業者のうち、公式サイトに部分整理の料金を載せているのは 8 社です。
- 一緒に仕分け
- 本人が立ち会い、残す物を一緒に決めながら進める旨を公式に書いている業者は 17 社です(記載がない会社も相談できる場合があります)。
進め方の目安
- 自分で「のこす」物を先に決める(業者に頼む前に、手放せない物を分けておく)
- 範囲を決める(1 部屋・押入れ・物置など)。部分の料金がある業者なら、その単位で見積もりを取る
- 買取がある場合は、査定額を作業費とは別に書いてもらう
- 家庭のごみの運搬を誰が行うか(一般廃棄物の許可)を確かめる。資格・許可と契約で確かめること
- 残す物の置き場所と、譲る相手への連絡は自分で進める
資格について
生前整理アドバイザーは、一般社団法人 生前整理普及協会が認定講座を通じて認定する民間資格です。遺品整理士は、一般財団法人 遺品整理士認定協会が認定する民間資格です。どちらも国家資格ではなく、作業の質を保証するものではありませんが、業者が学んでいるかを知る手がかりの一つとして、公式サイトの記載を業者ページに書き写しています。
出典
確認日: 2026-10-19。「のこす・ゆずる・てばなす」の三区分は、当サイトが記録を読む観点として用いている言葉です。